2012年 06月 03日
第9回 Mt.富士ヒルクライム(レース編) |
(後編~~レース~~)
3時頃に目が覚めたが、色々あって寝たのが少し遅かったので、ラジオを聴きながら
体を横にして、今日の走りのイメージをおさらいしておく。
4時に朝食を食べ、着替え等の準備を済ませ自転車を組み立てつつ富士山の方を見るが、
曇っていて輪郭すら見えない。
ま、雨が降ってないだけでも良しだな。
5時20分頃、ホテルの駐車場を出て、北麓公園までゆっくりと回していく。
今回は新しく出来た道を走ることになったが、距離も短くなったような気もしたし、
また心なしか斜度が緩く感じたので追い込めるような箇所が無かったので、
荷物を所定のカゴに預け一旦下り、今度は少し強度を上げて再度登っていった。
整列地点でメンバーと合流し、しばらくおしゃべり。
”1時間ほど前の情報ですが山頂の気温はは3度” とのアナウンスが!!
走ってる最中の防寒対策用にニーウォーマーをしておいて良かったぁ。
スタートの15分ほど前に、一瞬だけ晴れ間が覗き、富士山の山頂が見えた!
雨が降らないことを願いつつ、スタートラインへ着く。
私達3000番台のスタート組の中に今中さんの姿も!
ほぼ最前列に陣取る形になっていた事もあり、今中さんの近くからのスタート。
●~5km
ゆーじさんは「のんびりペース」と言いつつ、料金所過ぎて直ぐにさ離れていった。
その後は、かぶさん、兄が後ろに着く形で、私が終始前を牽いて走った。
前半控え目に行こうという事で、最初の2km程はホント抑え気味で走ったが、
そんな中、兄は3km位の所で切れたらしい。(その後に追いつくのだが)
かぶさんも5km位までは後ろに居たと記憶しているのですが、どこかでいなく
なってました。
周りの選手を見ていると、みんなゼーハー、ゼーハー言ってるが、私はまだまだ
心拍も150台に乗って無かったので、風除けとなってもらうべく、周りのペースを
見ながら、他の選手の後ろに着きながら、徐々に速度を上げていった。
●~10km
滑り止めの溝があるカーブの手前辺りで、良いペースの列車があったので乗車.
息を吐く方をメインにしても辛くはなかったので、そのペースを維持していく。
8km過ぎた所でチェロッキーナさんを発見したので「後ろ着いて下さい」と声をかける。
「昨年は着いて行けなかったので、今年は着いて行きます」と話していたが、
追い越す際に振り向くと、ちょっと疲れたような顔だった。
今回あまり後ろを見なかったのでその後どうなったのか分からないが
カテゴリー別でTop10に入られていた。
13kmを過ぎる頃から、4000番台の選手に後ろから抜かされ始める。
●~15km
次第に空気が寒くなり、体も冷えてきた。 STIレバーの金属部が冷たい~。
「雨、雪、霰、降るなよ」と念じながら上っていく。
太鼓の音がし始めたのが55分頃だったと思う。
その後しばらくしたら、後ろから兄が「追いついた!」との声と共にやってきた。
またその数秒後には、かぶさんも!
「え? もしかしてペースが落ちてきたのか?」と思い、少し辛かったが二人の後を
追う様に着いていった。
山岳ポイント開始点までは何とか背中が見える範囲にいたのだが、最初のカーブを
過ぎた後の直線でどんどん離されていった。
この後の緩斜面で良い列車に乗ろうと、同じようなペースの選手をチェックするが
みるみる差が開いていく。
●~20km
近くに列車が無いので、独り旅で走っていく。 やっぱりスピードが出ないよ~。
暗いトンネルから出るとき、トンネル内と比べて周りが明るかったせいか、
目の前がチカチカして変な気分になった。
2つ目のトンネルを過ぎたが、最後のトンネルがなかなか見えてこない!
3つあったよな? とちょっとパニック。
辺りには霧も立ち込めていて視界も悪く、最後のトンネルがどこにあるか分からない!
やっと最後のトンネルが見えたが、足が動かない。
ただ回すのが精一杯といった感じ。
貯水槽工事で、ゴールは例年より少し手前になっていたので最後の坂は短くなっていたが
それでも辛かった。
ダンシングも数回しか出来ず、ヘトヘトになりながらゴール!
記録は1:17:33(速報値)
Dist 2012 2011 2010
---- ------- ------- -------
5km 0:16:52 0:18:06 0:16:58
10km 0:15:29 0:15:47 0:15:33
15km 0:16:47 0:17:06 0:16:28
20km 0:17:05 0:17:29 0:17:08
24km 0:11:13 0:09:48 0:11:40
------------------------------------
1:17:36 1:18:16 1:17:47
ベストを10秒更新。 誤差の範囲だわなぁ
頂上で一緒に走ったメンバーからは「前半5kmは飛ばし過ぎだろう」と言われたのだが、
あの時は疲れなど殆ど感じず、このペースでもいけると信じていたので飛ばしていたが、
あとほんの少し、10秒くらい遅くても良かったのかもしれない。
反省点としては、最後の緩斜面を良い列車に乗れた昨年のタイムで計算していたのが
悪かったかな? それでも15分は切れないのだけれども、、、
あとは、殆ど2年前のタイムと変わらない。 ホント変わらない。 ダメじゃ~。
レース後の温泉に入ってる時「もう少し負荷の高い練習を長時間しないとダメだよ」と
内らのチームのエースから助言を頂きました。
by rascal_sl
| 2012-06-03 21:45
| レース
|
Comments(6)
Commented
by
ゆーじ
at 2012-06-05 08:09
x
>10秒くらい遅くても良かったのかもしれない。
ノンノン。
あと10秒早くしても抑えてると感じられるくらいレベルUPしましょう。
やはりヒルクラで早くなりたいなら、最低でも4倍くらいを20分×2本をこなさないとダメなんじゃないでしょうか。
L5、L6のインターバルはその後で。
この20分ってのが絶妙で、15分からの苦しみが効きます。
過去、某コーチに「結局どれだけ苦しんだかどうかだよ。」と言われました。
苦しみましょう、勝つまでは!
ノンノン。
あと10秒早くしても抑えてると感じられるくらいレベルUPしましょう。
やはりヒルクラで早くなりたいなら、最低でも4倍くらいを20分×2本をこなさないとダメなんじゃないでしょうか。
L5、L6のインターバルはその後で。
この20分ってのが絶妙で、15分からの苦しみが効きます。
過去、某コーチに「結局どれだけ苦しんだかどうかだよ。」と言われました。
苦しみましょう、勝つまでは!
0
Commented
by
rascal_sl at 2012-06-05 19:36
■ゆーじさん
あらら、ダメなんですか。。。 もっと鍛えろ!と。
では、あと2ヶ月、スズカのTTTでゆーじさんを置いてけぼりにするくらいのレベルまで
脚力を引き上げて、皆をビックリさせちゃいますよ~。
>苦しみましょう、勝つまでは!
来期に向けての標語にしたいと思います!
blogのタイトルにするか。。。にやり。
あらら、ダメなんですか。。。 もっと鍛えろ!と。
では、あと2ヶ月、スズカのTTTでゆーじさんを置いてけぼりにするくらいのレベルまで
脚力を引き上げて、皆をビックリさせちゃいますよ~。
>苦しみましょう、勝つまでは!
来期に向けての標語にしたいと思います!
blogのタイトルにするか。。。にやり。
Commented
by
かぶ
at 2012-06-06 07:01
x
富士,お疲れさまでした。
いろいろと御心配をお掛けし,申し訳ありません。
スタートしてからしばらくはついていけましたが,5kmあたりで切れました。
終始背中は見えていましたが,近くて遠い背中でした。
来年こそは列車を組んで記録更新といきたいですね。
いろいろと御心配をお掛けし,申し訳ありません。
スタートしてからしばらくはついていけましたが,5kmあたりで切れました。
終始背中は見えていましたが,近くて遠い背中でした。
来年こそは列車を組んで記録更新といきたいですね。
Commented
by
kazu
at 2012-06-06 21:23
x
お疲れ。
記録更新、おめでとう。
それ以上に毒兄のマイペースに記録を残せることに乾杯です!
あなたの場合は今のトレーニング+メンタルトレーニングで十分15分は切れる力を持ってると思いますよ。
肩の力を抜いて楽しみましょう♪
記録更新、おめでとう。
それ以上に毒兄のマイペースに記録を残せることに乾杯です!
あなたの場合は今のトレーニング+メンタルトレーニングで十分15分は切れる力を持ってると思いますよ。
肩の力を抜いて楽しみましょう♪
Commented
by
rascal_sl at 2012-06-06 22:30
Commented
by
rascal_sl at 2012-06-06 22:30
■kazuさん
お疲れ様でした。
3キロで切れたというのに15キロ地点で追いつくなんて、一体
どんなペースで上ってたのでしょうね。 兄凄し。
ここ数年で、ようやくヒルクラで追い込んだ走りが出来るようになって
きたのですが、今度は自分の力を出し切る方法を見つけねばならないようです。
kazuさんも無理をせずに、自転車生活を楽しんで下さい。
お疲れ様でした。
3キロで切れたというのに15キロ地点で追いつくなんて、一体
どんなペースで上ってたのでしょうね。 兄凄し。
ここ数年で、ようやくヒルクラで追い込んだ走りが出来るようになって
きたのですが、今度は自分の力を出し切る方法を見つけねばならないようです。
kazuさんも無理をせずに、自転車生活を楽しんで下さい。